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Recruit

先輩からのメッセージ

野地 竜世

変圧器第2製造課
入社4年目(2021年入社)

野地 竜世(のじ りゅうせい)

生活インフラを支える仕事がしたい

変圧器第2製造課に所属し、変圧器の外側を中心に部品関係の組み立てを担当しています。当社で製造している主な変圧器は、発電所で発電した電気を、家庭で使えるまで電圧を下げる役割を担うもので、種類によって30t以上の重量があるとても大きな装置です。

私は工業高校の機械科で学んできましたが、電気や変圧器の詳しいことは知りませんでした。しかし2011年の東日本大震災で、インフラや電気の大切さを経験したことがきっかけで入社を決めました。震災当時小学2年生でしたが、停電や断水など、普段当たり前のように使っているものが使えなくなることの大変さを、身をもって感じました。特に今は、家の中にも電気製品が増えて、電気は生活の上では欠かすことのできない重要なものになっていると考えたのです。就職活動をするときにインフラや電気に関わる仕事がしたいと思い、自分で調べて「福島には北芝電機がある」と知り、ここで働きたいと思うようになりました。

野地 竜世

自分の技術を磨いて、もっといいものを

今担当している仕事は、変圧器の組立の最後の工程です。部品や穴の位置、寸法違いがないかを確かめながら作業を進めていきます。変圧器にもいろいろ種類があって、組み立ての一連の流れに大きな違いはありませんが、取り扱う部品も違うため、作業手順を間違えないように、慎重にチェックしています。時には1年に1度、3年に1度しか作らないようなものもあり、先輩に聞きながら仕事しています。私が行った後の工程もあるため、納期に間に合わせられるように、効率よく品質のいい製品ができるよう心掛けています。

北芝電機に入社するまでは、工場というと全てが機械化されていて、そんなに人の手は加わることはないのかなと想像していたのですが、全く違っていました(笑)。一人ひとりが手を動かし、足を動かし、責任を持って仕事をしている。経験豊富な先輩が多く、それぞれの得意分野を活かしながら技術を磨いています。私の今の目標は、クレーン・デリック運転士免許を取得し、無線クレーンを操縦できるようにすることです。この資格があれば仕事の効率がアップするため、早く取得したいなと思っています。

学ぶ姿勢も、リセットすることも大切に

就職活動は、正直何をしたらいいのかわからない、という方も多いと思います。私は、「北芝電機に行きたい」と決めてから、父が自宅で何度も面接練習をしてくれました。それがあまりにも厳しくて(笑)でも、今になって振り返ってみると、きちんと答えられるようになりたいと思う一心で、北芝電機について詳しく知ることができましたし、本番では逆に緊張することなく、自分が伝えたいことは全て伝えることができたので、今ではそんな父に感謝しています。
私は機械科だったため、電気のことは詳しくなく不安でしたが、危険物取扱いや組み立てなど様々な研修も多くあり、自分で学びたいと思ったことはたくさん吸収することができます。資格試験のサポートもあるため、やる気のある人がどんどん成長できる環境が整っていることもうれしいですね。

このほかプライベートでは、思い立ったら友人とドライブに出掛けています。特に仕事が忙しかった時期のあとは、体を休めに温泉に行き「よし、また明日から頑張ろう」とリフレッシュしたりしています。
これからも、技術を磨いて品質を保ち、お客様にいい製品を届けられるようにしたいです。そしていつか、自分が組み立てた変圧器を、遠くまで見に行ってみたいなと思っています。

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