採用情報

Recruit

先輩からのメッセージ

荒木 ちえり

制御システム技術グループ
入社13年目(2012年4月入社)

荒木 ちえり(あらき ちえり)

若手の社員の方との食事会
不安も吹き飛ぶ和やかな時間

福島県伊達市出身です。大学は、首都圏でした。卒業後の希望は、地元に戻りたいこととインフラ系の仕事に就きたいことの2つでした。北芝電機を知ったのは就職サイトです。どんな会社かわからなかったので、まず説明会に参加しました。当時の記憶で印象に残っているのが工場見学です。若手の社員の方との食事会があって、女性の先輩に会社の雰囲気などいろいろ教えていただきました。すごく和やかな時間で、不安も吹き飛びました。

荒木 ちえり

図面をいちから起こす
一大プロジェクトを担当

入社以来、制御システム技術グループで制御盤の設計の仕事をしています。私が担当しているのは、主に2種類ありまして一つが変圧器の冷却制御用の制御盤です。もう一つが、ここ数年増えてきている直流送電用冷却設備向けの制御盤です。お客様の仕様を聞いてシステム提案、図面作成、部品の手配、試験のスペックを決めたりなど、上流工程から下流工程まで幅広く手掛けています。変圧器の冷却制御盤ですと納品まで約半年から1年くらい。直流送電用冷却設備向けですと2年から3年かかるものもあります。

運転開始して間もなく1年になる大型直流送電用冷却設備向けの制御盤は、設計した図面をすべて印刷すると15cmを超える大仕事でした。お客様は、直流設備を持つのが初めて。北芝電機は、何度も受注経験がありますが、今回は新しい方法で挑むというので、図面作成もいちから起こすという一大プロジェクトでした。先のことを考えると気が遠くなってしまうこともありましたけど、上司が大きい工程を週単位や1日単位に、「まずは、ここまでやってみよう」と細かく落とし込んで考えるタイプなんです。私も上司に習って「今日は、ここまでがんばろう」「この日までに〇割仕上げよう」という形で、成果が分かるように計画を立てて取り組みました。何度も現場に足を運んでついに稼働の日を迎えた時、私はちょうど産休中だったのですが…。一緒にがんばってきた上司から「稼働したよ」と連絡が入った時のことを思い出すと、今でも胸が熱くなります。

子育てと仕事で多忙な日々
直近の目標は「電検三種」取得

プライベートでは、2018年7月から2019年3月まで、産休と育休と合わせて9カ月取りました。もっと取ってもよかったのですが、娘の保育所入所が決まったので予定より早く復帰しました。久しぶりに出社すると、私がいない間の出来事を最初の段階でいろいろ教えていただいたので、スムーズに復帰できました。育児と仕事を両立させるため今は、娘が3歳になるまで利用できる短時間勤務制度を利用して30分遅く出社しています。すごく助かっています。子育てと仕事で忙しい日々ですが、目標を持って暮らしています。

今、温めているのが「電検三種」です。部署でも奨励しているので早いうちに取りたいと思っています。もう少し子どもが大きくなってきたら遠方への出張も受けて、出産前と変わらないくらい仕事ができるようにしたいと思っています。やっぱり現場に行くと刺激をたくさんもらえますからね。

就活のコツは先入観にとらわれず
果敢にチャレンジすること

就職活動真っ最中の皆さんには、先入観にとらわれず果敢にチャレンジすることをおすすめします。実は私、物理学科の出身なんです。最初、物理と電気、機械ってあんまり合っていないのではと思ったのですが杞憂でした。なぜかというと働きながら覚えることの方が圧倒的に多いからです。入社したばかりの頃、設計ってどんなことをするんだろうと心配でした。冷却の制御って地味なんですけれど、冷却がうまくいかないと装置が健全に動かないので、とても大事な部分なんです。その大事な仕事を任されてコツコツ積み重ねていくことが、とても自分に合っていました。就職活動をしていた時は、そこまではっきり自分を分かっていなかったように思います。ミスマッチかなと思っても、飛び込んでみると意外に合っていたりします。まずは、説明会に参加して北芝電機の魅力に触れてください。お待ちしております。

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